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平衡含水率について

建築材料の平衡含水率測定方法
JIS A1475 の概説

建築材料の吸放湿性試験方法
JIS
A1470 の概説
調湿建材が湿度を調整する理由

 調湿建材表示制度は、所定の調湿性能を有する製品を一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会で登録し、その登録製品に右図のマークを表示できるようにした制度です。

調湿建材表示制度では

  (1)調湿性
  (2)品質および施工
の観点から評価いたします。

「調湿性」は、吸放湿量と平衡含水率の両方の基準に適合すること。「品質および施工」は、適切に生産管理・品質管理され安定供給できること。調湿性以外の品質について材料個別の規格・基準に適合していること。施工方法・取扱方法の指導ができること。が基準となります。

調湿性の吸放湿量の基準は、日本工業規格の「建築材料の吸放湿性試験方法−第1部:湿度応答法(JIS A1470−1)」の中湿域での試験によります。また平衡含水率は、同じく日本工業規格の「建築材料の平衡含水率測定方法(JIS A1475)」の試験によります。
(詳細は「調湿建材表示制度のための試験方法および判定基準」をご覧下さい)

 以上の要件について一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会にある調湿建材登録・表示審査部会が厳正な審査を行い、評価に値するものを決定し登録します。